アルコール:適量の飲酒は体温を上昇させ心身をリラックスさせる作用があるので免疫力にとってプラスに働く面もあります。ただしアルコールを消化する過程で体内に大量の活性酸素が発生し免役細胞を攻撃しがんの原因になることもあります。強いアルコールはのどや食道の粘膜を傷めバリア機能が低下してしまうので飲みすぎに気をつけましょう。
2010年9月アーカイブ
暴飲暴食は消化吸収を担当する胃腸に大きな負担をかけます。腸は全身の免役細胞の30%が集結している免役システムの重要拠点。腸が疲労することで腸にいる免役細胞たちもパワーダウンし全身の免疫システムに影響を与えます。過食歯は免疫力をダウンさせる肥満や生活習慣病の引き金にみなります。
たばこ:たばこの煙は血管収縮作用のあるニコチンや発がん物質といわれるタールなど有害物質を含み大敵です。喫煙によって呼吸器有害物質を送り続けると免役細胞のマクロファージが過剰に反応するようになり気管支炎やたんがからんで出にくい症状がまた好中球も活性酸素を大量に発生させて有害物質を排除しようとするので肺の細胞を傷つけ癌をまねくといわれています。
肥満生活習慣病:血管は体じゅう張り巡らされた運搬経路です。皮ふや粘膜の細胞は血液が運んできた栄養素によって新陳代謝を繰り返しています。高脂血症、高血圧などの生活習慣病によって血管が老化し血液がドロドロになると血流が滞って細胞の新生がうまくいきません。血液にのって全身をまわっている免役細胞も移動しにくくなって免疫力が低下します。