コラム

睡眠時無呼吸症候群

(2010年11月10日)

上気道開存性に影響を及ぼす因子として形態学的因子と機能的因子の2つがあります。形態学的因子の異常として肥満に伴う上気道部組織への脂肪沈着、小下顎症、アデノイドや偏桃肥大、慢性関節リウマチの患者でしばしばみられる顎関節の異常や下顎骨の後方偏位などがあります。寝てると舌根沈下が加わって咽頭は狭くなりいびきをしょうじます。それが強くなると上気道が閉鎖して閉鎖性無呼吸になります。