コラム

風邪と肺炎

(2011年02月04日)

肺炎をおこす病原体には肺炎球菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマ菌、クラミジアなどの種類があります。肺炎球菌やインフルエンザ菌(黄色ブドウ球菌)などは口の中や皮ふに常に存在している菌です。これらには高齢者のほうが感染しやすく防御能力が強い若い人は感染しにくいといわれています。ぜんそく、気管支拡張症などの呼吸器疾患、慢性心不全、心臓弁膜症、などの心疾患、免疫力が低下しているとき肺炎がおこりやすいといわれています。