コラム

歯周病

(2012年06月04日)

早産は妊娠37週未満での出産、低体重児は生まれたときの体重が2500g未満の新生児のことをいいます。早産や低体重児出産であった母親は正常分娩の人より口腔内の歯周病菌の量が4.5倍も多いという報告もあります。これは歯周病によって産生された炎症性物質が血流にのって胎盤に達し早期に子宮の収縮を誘発するためとかんがえられています。妊娠中の喫煙や飲酒が早産や低体重児出産につながることは知られてますが歯周病もリスクの一つとしておきましょう。